中国国家統計局が7月27日に発表したデータによると、1月から6月における指定規模以上の工業企業の総利益は、前年同期比16.8%減の3兆3884億6000万元(約66兆4000億)で、減少幅は1月から5月より2.0ポイント縮小。このうち6月における利益は前年同期比8.3%減少、減少幅は5月より4.3ポイント縮小した。
国家統計局工業部の孫暁統計師は、「年初以来、累積利益の減少幅は月ごとに縮小しており、工業企業の利益は着実に回復している。次の段階では、マクロ政策を科学的かつ的確に実施し、有効需要の拡大に力を入れ、生産と販売の水準を向上させ、企業の活力を刺激し産業経済の質の高い発展を促進する必要がある」と述べた。