中国CNS社より、中国船舶工業業界協会（CANSI）が7月12日に公表したデータによれば、2023年1月から6月までの全国の造船建造量は2113万トンで、前年比14.2％増加した。 その中で、海船は2097万トンだった。

一方、新規造船受注量は3767万トンで、前年比67.7％増加し、そのうち海船は3738万トンだった。また、6月末時点での受注済造船工事量は1万2377トンで、前年比20.5％増加し、その中で海船は1万2334トンを占め、輸出船が総量の92.8％を占めている。 

1月から6月までの間、中国の造船建造量、新規造船受注量、および受注済造船工事量はトン数を基準にそれぞれ世界全体の49.6％、72.6％、および53.2％を占めており、これらの数値はいずれも世界第一の位置にある。 　

1月から6月までの間、中国造船業の集中度は高い水準を維持しており、造船建造量において上位10社が全国の67.9％を占めている。